PAML
2015年6月12日 更新
PAMLとは
Phylogenetic Analysis by Maximum Likelihoodの略.最尤法でDNAやアミノ酸配列の系統解析をするプログラム.
baseml, codeml, evolver, basemlg, mcmctree, pamp, yn00, chi2というプログラムが実装されている.
色々できるが,配列アラインメント,遺伝子領域の予測,大量データからの系統樹の推定には向いてないとのこと.
インストール
1.
ここから,Mac用のPAMLをダウンロード.
2. ダブルクリックなどで解凍.
3. 解答したディレクトリの中にcdで移動し,
rm bin/*.exe
cd src
make -f Makefile
ls -lF
rm *.o
mv baseml basemlg codeml pamp evolver yn00 chi2 ../bin
とマニュアルには書いてありますが,詳しい人はcd src と make -f Makefileだけでも十分なはずです.
このディレクトリにパスを通せば,どこからでも使えるようになります.
使い方
基本的な使い方は,コントロールファイル.ctlに必要な設定を記入し,実行します.なんか不思議な使い方です.
各プログラムの使い方はマニュアルを見てください.ここでは目的ごとに分けて紹介します.
同義・非同義置換率を求める
ちなみに,yn00を用いるとYang and Nielsen(2000)の方法で同義・非同義置換率を計算しますが,ML法を使ってcodemlを使うことがオススメされています.
参考文献